RSウイルスワクチン「アレックスビー」のご案内
RSウイルス感染症予防のワクチン「アレックスビー」の接種についてご紹介いたします。
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症とは、RSウイルス感染による呼吸器の感染症です。子供にかぜを引き起こすことでよく知られてますが、実は全年齢に移ります。飛沫感染・接触感染で感染し、発熱、鼻水、咳などの上気道炎症状で始まります。多くは数日で回復しますが、中には、喘鳴や呼吸困難などの下気道症状が出現し、肺炎に発展してしまう場合があります。基礎疾患がある人や高齢者は、RSウイルスにかかると、咳・痰・ゼーゼーがでたり、肺炎などで重症化するリスクがあります。
アレックスビーについて
60歳以上が接種の対象となるワクチンです。2023年に認可された新しいワクチンとなり、ウイルスの感染性をもたない部分だけが含まれています（組換えワクチンと呼ばれます）。高齢者や妊婦、免疫力が低下している人など、RSウイルス感染症による重症化のリスクが高い人に接種することが推奨されており、RSウイルスワクチンの接種効果は、RSウイルスによる肺炎や気管支炎などの重症化を抑える効果が期待されています。RSウイルスワクチンの副作用は、一般的に軽度で、接種部位の痛み、発熱、倦怠感などが報告されていますが、重篤な副作用はまれです。
アレックスビーは、1回接種となり当院では27,500円（税込）となります。
任意接種ではありますが、基礎疾患があって重症化するリスクがある方は、ぜひ接種をご検討ください。 ご予約はお電話、受付にて対応しております。ネットの事前申し込み（後日お電話で予約日確定）もございます。
TEL0254-22-1159（診療時間内）