予防接種
当院で行っているワクチン一覧
その他
- 予防接種の予約について
ワクチンの準備のため、事前にお電話にてご予約ください。
ワクチンは発注後の返品ができないためご予約後のキャンセルはできません。
やむをえない理由でキャンセルする場合にも、接種と同額の料金のお支払いが発生致します。
ご理解いただいた上でご予約お願い致します。
万が一予約した日の都合が悪くなってしまった場合は予約の変更が可能です。
※当院では10歳からの方を対象に受付しております。 - インフルエンザの予防接種について
接種、受付期間は毎年10月1日~2月末までです。
インフルエンザの予防接種につきましては随時ホームページでお知らせいたしますのでご確認ください。 - 肺炎球菌ワクチンについて
- 成人の肺炎球菌ワクチンには2種類(ニューモバックスNPとプレベナー13)があります。いずれも対象は65歳以上です。
- ニューモバックスNPは定期接種による公費対象になる場合があります。
- プレベナー13を先に接種し、その後にニューモバックスNPを追加接種するとより高い免疫効果が期待できます。
- 帯状疱疹ワクチンについて
- 帯状疱疹予防として、50歳以上の方が対象です。過去に帯状疱疹にかかっていても接種できます。
- 水痘にかかったことのない人は、体内に水痘ウイルスが潜伏することはないので、帯状疱疹予防のためのワクチン接種は必要ありません。
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1回接種ワクチン(弱毒生水痘ワクチン 商品名:「ビケン」)
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、2016年から帯状疱疹予防として認可されています。
1回の接種で済みますが、有効性は約50%で、5年を超えると有効性が低下します。
生ワクチンですので免疫抑制状態の方(免疫機能に異常をきたす疾患を有する方(HIV感染症など)、および免疫力抑制をきたす治療を受けている方)には接種できません。 -
2回接種ワクチン(サブユニットワクチン 商品名:「シングリックス」)
2020年に認可され、ウイルスの感染性をもたない部分だけが含まれています(組換えワクチンと呼ばれます)。
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年後の時点でも確認されて長いため、弱毒生水痘ワクチンより好んで使用されます。
生ワクチンを接種できない免疫抑制状態の方でも接種可能です。
ただ、弱毒生水痘ワクチンに比べて注射部位の痛み・発赤・腫れや、全身の筋肉痛・倦怠感などの副反応が多く出ます。しかし重篤なものはほとんどないと言われています。
シングリックスは欧米では広く接種が推奨されており、高齢者への推奨ワクチンとなっています。
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1回接種ワクチン(弱毒生水痘ワクチン 商品名:「ビケン」)
自由診療
自由診療ってなんですか?
自由診療とは、公的医療保険制度の適用外の診療のことを言います。保険適用外の新薬や新しい治療法、予防接種などを受けることができますが、費用は全額自己負担となります。当院でもインフルエンザ等の予防接種や男性型脱毛症(AGA)などの診療を行っております。
ご不明な点やお問い合わせ等ございましたら、お気軽にお電話ください。
男性型脱毛症(AGA)
内服薬「プロペシア」等を用いた治療で男性ホルモンによる脱毛作用を抑止することで、薄毛の抑制と改善を図ります。
初診料 | 3,000円 |
再診料 | 1,500円 |
薬剤料 | MSD プロペシア 7,600円/月 |
ファイザー フィナステリド(プロペシアのジェネリック) 5,600円/月 |
プラセンタ療法
プラセンタとは
プラセンタは英語で胎盤のこと。胎児の発育に必要不可欠なものです。1個の受精卵をわずか10ヶ月程度で平均3㎏にまで育て上げるたの各種栄養素や生理活性物質が豊富な組織です。
更年期障害には自然治癒力を高めるプラセンタ
プラセンタの最大の特長として「自然治癒力」の増大があり、体の不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。また、肝炎と更年期障害に対する保険適用が厚生労働省から許可されている副作用の少ない医薬品です。

プラセンタの薬理作用
プラセンタの薬理効果に対する研究は数多く成されており、幾多の有用な作用が確認されてきています。
- 自律神経調節作用
- 基礎代謝向上作用
- 免疫賦活作用
- 抗疲労作用
- 抗アレルギー作用
- 血行促進作用

- 内分泌調整作用
- 強肝作用
- 乳汁分泌促進作用
- 肉芽形成促進作用
- 活性酸除去作用
- 抗炎症作用
- 抗貧血作用
- 体質改善作用
- 抗突然変異作用
こんな所でも使われています
プラセンタ療法の現在は、医療用注射薬として、肝炎・肝硬変・更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として健康保険適用になっています。一方、幅広い診療域で治療に応用されています。
安全性と副作用
肝炎やエイズなどの感染のない健康なヒトの胎盤のみを原料としています。また、ウイルスや細菌は高圧蒸気滅菌により不活化されます。
次の様な副作用があります。注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等が起こることがあります。その場合は医師にお申し出ください。
初診料:3,000円
費用 | メルスモン1アンプル 1,200円(自費の場合。更年期障害と診断された場合は保険適用となります) |
がんワクチン療法
がんワクチン療法は、本来異常な細胞を排除する役目をもつキラー細胞を活性化し、体内のがん細胞を殺すように誘導する治療法です。
当院で用いる「自家がんワクチン」は、がん患者様が摘出手術を行った際に必ず保管される病理検体(ホルマリン固定組織もしくはパラフィン包埋ブロック)を原料に作製いたします。この検体には患者様自身のがんの「目印」が多種多様に含まれており、自家がんワクチン治療を行うことで、体内のキラー細胞群を活性化し、がんに対する特異的な免疫力を増加させる働きをします。がんに対する免疫力が増加することで、手術後の再発・転移の予防効果や、微小がんに対する治療効果が期待出来ます。
もし、放射線治療と併用できる状態の方であれば、併用によりなお一層の効果が期待できます。抗がん剤のように髪が抜ける等の強い副作用はありません。自家がんワクチン注射局所の一時的な腫れや一過性の発熱はありますが、いずれも自然治癒する範囲で、大きな問題になるほどのものではありません。


1クールは
(1)事前のテストの注射1回と判定
(2)ワクチン注射(通常は隔週ごとに計3回)
(3)事後のテストの注射1回と判定
で構成されています。(3)は省略する場合もあります。通常は1クールの治療で終了します。延々と繰り返す必要はありません。
自家がんワクチン療法を希望される方には詳しいご説明をさせていただきます。費用も高額となりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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