自由診療ってなんですか?
自由診療とは、公的医療保険制度の適用外の診療のことを言います。
保険適用外の新薬や新しい治療法、予防接種などを受けることができますが、費用は全額自己負担となります。
当院でもインフルエンザ等の予防接種や男性型脱毛症(AGA)などの診療を行っております。
ご不明な点やお問い合わせ等ございましたら、お気軽にお電話ください。
男性型脱毛症(AGA)
内服薬「プロペシア」等を用いた治療で男性ホルモンによる脱毛作用を抑止することで、薄毛の抑制と改善を図ります。
(女性のAGA治療について)
要望ありましたらお問合せにてご相談ください。
リクエスト多い場合は当院で女性のAGA治療を開始するか検討します。
内服薬・料金
価格(税込み) | |
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初診料 | 3,300円(別途診察券代550円) |
再診料 | 1,650円 |
郵送代 | 500円 |
フィナステリドとデュタステリド
AGA(男性型脱毛症)の進行抑制や発毛効果が期待される内服薬です。
AGAの初期はフィナステリドを、中期から、ないしフィナステリドで効果が乏しい場合はデュタステリドをお薦めします。
デュタステリドは、フィナステリドよりも強力にDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するとされており、フィナステリドより高い発毛効果が期待できます。
価格(税込み) | |
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フィナステリド1mg 28錠 | 6,600円 |
デュタステリド0.5mg 30カプセル | 6,600円 |
ミノキシジル
発毛効果を目的とした治療薬で、内服薬と外用薬があります。
当院では内服薬を提供しています。
フィナステリドないしデュタステリドと、ミノキシジルを併用することでより積極的な発毛効果も期待できます。
価格(税込み) | |
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ミノキシジル5mg 30錠 | 5,500円 |

処方の流れ
- ご予約はお電話またはLINEでお願いいたします。
- ご予約後、受診をお願いします。
- 初回は同意書を記入していただきます。
- 処方は原則として郵送対応となります。
- 郵送代は別途500円かかります。
- ご要望をいただければ、品名を「サプリメント」と表記することが可能です。
- 来院時に薬剤の手渡しを希望される場合は、事前にご連絡ください。
- 在庫状況により、ご希望に添えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
プラセンタ療法
プラセンタは英語で胎盤のこと。
胎児の発育に必要不可欠なものです。
1個の受精卵をわずか10ヶ月程度で平均3㎏にまで育て上げるための各種栄養素や生理活性物質が豊富な組織です。

更年期障害には自然治癒力を高めるプラセンタ
プラセンタの最大の特長として「自然治癒力」の増大があり、体の不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。
また、肝炎と更年期障害に対する保険適用が厚生労働省から許可されている副作用の少ない医薬品です。
プラセンタの薬理作用
プラセンタの薬理効果に対する研究は数多く成されており、幾多の有用な作用が確認されてきています。
- 自律神経調節作用
- 基礎代謝向上作用
- 免疫賦活作用
- 抗疲労作用
- 抗アレルギー作用
- 血行促進作用
- 内分泌調整作用
- 強肝作用
- 乳汁分泌促進作用
- 肉芽形成促進作用
- 活性酸除去作用
- 抗炎症作用
- 抗貧血作用
- 体質改善作用
- 抗突然変異作用
安全性と副作用
肝炎やエイズなどの感染のない健康なヒトの胎盤のみを原料としています。 また、ウイルスや細菌は高圧蒸気滅菌により不活化されます。 プラセンタ注射によって感染症を起こしたりすることは諸外国をみても例がありませんが、完全に否定できないため、1度注射すると献血ができません。
次の様な副作用があります。注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等が起こることがあります。その場合は医師にお申し出ください。
プラセンタ療法の料金
費用 | メルスモン1アンプル 1,200円 (自費の場合。更年期障害と診断された場合は保険適用となります) |
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初診料 | 3,300円 |
こんな所でも使われています
プラセンタ療法の現在は、医療用注射薬として、肝炎・肝硬変・更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として健康保険適用になっています。一方、幅広い診療域で治療に応用されています。

医療ダイエット注射薬(GLP-1)
●GLP-1とは?
GLP-1(ジーエルピーワン)は、私たちの体内で食事をすることで分泌されるホルモンです。
このGLP-1は、血糖値を下げる働きがあるだけでなく、食欲を抑えたり、食べたものがゆっくりと消化されるようにする作用を持っています。
GLP-1注射薬は、このGLP-1と似た働きを持つ薬を体外から補うことで、体重減少を促すお薬です。
主に食事療法や運動療法を行っても効果が不十分な肥満症の治療に用いられます。
●どのような効果があるの?
GLP-1注射薬は、主に以下の作用によって体重減少を助けます。
- 食欲の抑制: 脳に働きかけて食欲を抑え、満腹感を持続させます。
- 消化の調節: 胃の動きをゆっくりにすることで、食べたものがゆっくりと腸に運ばれ、食後の満腹感が長く続きます。
これらの作用により、自然と食事量が減り、体重の減少につながります。
●治療の対象となる方
当院では、BMI>25以上の肥満症の方に処方を行っており、適応外の方には処方を致しませんのであらかじめご了承ください。
内科医が治療中継続してサポートしてまいりますのでご安心ください。
*治療の適用については、医師が慎重に判断しますので、まずはご相談ください。
*美容目的での使用は行っておりません
●副作用について
GLP-1注射薬を使い始めの時期に、以下のような消化器系の副作用がみられることがあります。
- 吐き気、嘔吐
- 下痢、便秘
- 胃もたれ、お腹の張り
これらの症状は、体が薬に慣れてくると徐々に軽減されることがほとんどです。
まれに重篤な副作用として、急性膵炎や胆嚢炎、低血糖が起こる可能性もあります。
嘔吐を伴う激しい腹痛など、いつもと違う強い症状が現れた場合は、すぐに医師にご連絡ください。
●費用について
当院での肥満症治療を目的としたGLP-1注射薬の使用は自費診療となります。
費用は、使用する薬剤の種類や用量、治療期間によって異なります。
診察代 | 価格(税込み) |
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初診料 問診・身体測定 | 3,300円 |
再診料 毎回の診察・効果確認等 | 1,650円 |
宅配代 | 価格(税込み) |
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クール宅急便代金 | 1,200円 |
薬剤名 | 価格(税込み) |
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ウゴービ皮下注 0.25mg MD(初回のみ) | 10,000円 |
ウゴービ皮下注 0.25mg MD(2回目以降) | 16,000円 |
ウゴービ皮下注 0.5mg MD | 24,000円 |
ウゴービ皮下注 1.0mg MD | 36,000円 |
ウゴービ皮下注 1.7mg MD | 44,000円 |
ウゴービ皮下注 2.4mg MD | 60,000円 |
マンジャロ皮下注2.5mgアテオス(初回のみ)4本 | 12,000円 |
マンジャロ皮下注2.5mgアテオス(2回目以降)4本 | 18,000円 |
マンジャロ皮下注5mgアテオス 4本 | 33,000円 |
マンジャロ皮下注7.5mgアテオス 4本 | 48,000円 |
マンジャロ皮下注10mgアテオス 4本 | 63,000円 |
- ウゴービ:GLP-1受容体作動薬(有効成分:セマグルチド)です。
脳の満腹中枢へ作用して食欲を抑え、胃の動きを遅らせて満腹感を長く保ちます。
日本では2024年から「高度肥満症(BMI 35以上等)」に対して保険適用となりましたが、大学病院などの施設基準をみたす医療機関でのみと使用が制限されています。
そのため、クリニックでは自由診療にすることで薬剤の使用が可能になりました。平均12〜15%程度の体重減少が見込まれます。₁⁾ - マンジャロ:GIP/GLP-1デュアル受容体作動薬(有効成分:チルゼパチド)です。
GLP-1作用に加え、GLP-1とはまた別のGIP作用によりさらに強力にインスリン分泌を促進し、食欲抑制や体脂肪分解効果も強化されます。
日本では2型糖尿病治療薬として使われており、肥満症への保険適用はありません。
肥満症目的の場合は自由診療となります。体重減少効果はGLP-1薬よりも強力で、平均20%程度の減少例も報告されています。₁⁾
1)SURMOUNT-5試験:https://www.nejm.jp/abstract/vol393.p26
●同意書
インフルエンザ抗ウイルス薬の予防内服
抗インフルエンザ薬を予防的に内服することで、インフルエンザウイルスの増殖を抑え発症を抑制する効果が期待できます。
主な対象はインフルエンザに感染した人との濃厚接触(主に家族)からの感染や、受験などの大事なイベント前の感染を予防したい場合に行います。
受験生の場合、受験日の10日前からの内服を開始をお勧めします。
予防投与はあくまで補助的な対策なので、100%の予防にはなりません。
日常の対策(うがい、手洗い、マスク)やワクチン接種を組み合わせて使うことが大事です。
予防内服は自費診療であり、保険診療ではありません。
院内処方になります。
ご希望の際はLINEまたはお電話でご連絡ください。
処方薬 | 料金 | 服用方法 | 予防効果 | 副作用 |
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オセルタミビル (タミフルのジェネリック薬) | 3,300円(1箱10カプセル入り) | インフルエンザウイルス感染者と接触後48時間以内に 1日1回 1カプセルを7~10日間内服 | 70~80% | 腹痛、下痢、嘔気などの胃腸障害 |
リレンザ | 7,700円(1箱20ブリスター*入り) | インフルエンザウイルス感染者と接触後36時間以内に 1日1回 2ブリスターを10日間吸入 | 同上 | 動悸、発汗、背部痛など |
(注意事項)
●予防投与の原則は、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の、同居家族又は共同生活者である下記の方が対象です。
・高齢者(65歳以上)
・慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病等)
・腎機能障害患者
●上記以外は、薬剤の添付文書に記載されていない使い方(適応外処方)となるため、
万一、重い副作用が起こっても「医薬品副作用被害救済制度」の対象とはならず、補償が受けられないというデメリットがあります
よろず相談(無料)
当院では、医療・介護のなんでも相談外来をしております。
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