呼吸器内科・アレルギー科
呼吸器内科は、その名の通り、呼吸器に関連する症状を得意とする内科です。
具体的には、鼻や口から吸い込んだ酸素を肺で体内に取り込み、逆に不要となった二酸化炭素を排出するまでの一連の動作に関わる器官を言います。
そのため、とりわけ体内の有害物質やウイルスなどに影響を受けるリスクが高い器官で、このことから呼吸器内科はアレルギー科と密接な関係にあると言えます。
また、呼吸器はその他の臓器とも広く密接に関連しているので、診察にはさまざまな視野から症状を診ることが必要となります。
「息切れ」は、呼吸器病気のサイン?
健康な人でも走ったり山登りをしたりといった強い運動をすると、当然「息切れ」を感じます。
ただし、これが「坂道を上る」「階段を上がる」など、ちょっとした運動でも息切れするようであれば話は変わってくるかもしれません。
- 平地を急ぎ足で移動していて息切れする
- 緩やかな坂を歩いて上っていて息切れする
- 平地を自分のペースで歩いているのに息継ぎのために休む
これらの経験がある方は一度ご相談されることをおすすめします。
もしかすると喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)をはじめとした呼吸器疾患、心疾患や血液疾患、神経筋疾患や精神的疾患など多くの可能性が考えられるため注意が必要です。
症状・疾患について
咳が止まらない、痰がからむ
「風邪が治っても咳だけが止まらない」「最近妙に痰がからむ」・・・これらの症状、医者に診てもらうまでもない、なんて放置していませんか?
ささいな症状が怖い病気のサインかもしれません。
違和感があったらお気軽にご来院ください。
呼吸器専門医がしっかり診察、治療をいたします。
睡眠時無呼吸症候群
「寝ている時に呼吸が止まっている」「いびきがひどい」などと周囲の人から指摘されたことはありませんか?
最近よく耳にする睡眠時無呼吸症候群かもしれません。TVなどでもご存知の通り、体調にさまざまな悪影響を及ぼすこともある怖い病気です。気になる方はまずご相談ください。
喘息(ぜんそく)
近年患者が増加している喘息(ぜんそく)。
大気汚染やアレルゲンとなる化学物質の増加、職場での過労やストレスなど、現代人は喘息と隣り合わせの生活をしています。
咳や痰、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」音がするなど、症状はさまざまです。自覚症状がある方は悪化する前にお早目に受診することをおすすめします。
当院では、簡単かつ迅速に喘息を診断できる「呼気NO濃度測定器」を導入し、患者さんに負担の少ない診療を提供します。
花粉症・アレルギー性鼻炎
毎年やってくるつらい花粉症や、ハウスダストなどから引き起こされるアレルギー性鼻炎。これらの不快な症状から抜け出す為にはアレルギー科を受診して、しっかりと原因を突き止め、それぞれの原因に合った治療を行うことが肝心です。
舌下免疫療法
スギ花粉症の新しい治療法として健康保険が適用となり、注目を集める舌下免疫療法。従来の治療法に比べ、通院回数を減らせる、注射による痛みがないなどさまざまなメリットがあります。治療にはいくつか条件がございますので、ご希望の方はまずお気軽にご相談ください。
舌下免疫療法についてより詳しく知りたい方は、下記のバナーをクリックしてください。
レントゲン検査で異常とされた場合の精密検査
健康診断や人間ドック、住民健診での胸部レントゲン検査で「要精密検査」と診断された場合の精密検査も行っております。
呼吸器専門医だからできる丁寧な検査、ご説明を心がけています。