インフルエンザが流行ってます 🙁 。
インフルエンザの予備知識ですが
・今シーズンは、インフルエンザAの中では、H3N2型の流行が予想されていた(発熱が強いタイプ)
・毎年、A型が1月〜流行 送れて B型が流行し始める
・B型は、A型に比べて高熱とはならず、また、だらだらと熱が長引きやすいことがある
・高齢者は非高齢者に比べて体温が高熱とならないことがある
・治療効果があるとされる抗インフルエンザ薬には、内服が1種類、吸入が2種類、点滴製剤が1種類ある
といった感じです。
典型的には、この時期になれば、「昨日から寒気がして今日になったら39度の熱があって、体が痛くてなんぎです、、」っていう方はまずインフルエンザですよね。
(もちろん、そうではない病気のこともあるので、決めつけは御法度ですけども)
そんな中、当院でのインフルエンザの診断がついた方を羅列してみますと
2月3日
・33歳 最高体温40.3度 インフルエンザA陽性
・37歳 最高体温36.9度 インフルエンザA陽性→症状:鼻汁、咳程度
・15歳 最高体温39.0度 インフルエンザA陽性
・16歳 最高体温36.9度 インフルエンザA陽性→症状:鼻汁、咳程度
2月4日
・14歳 最高体温38.5度 インフルエンザA陽性
・44歳 最高体温37.8度 インフルエンザA陽性
・19歳 最高体温38.3度 インフルエンザA陽性
というように 普通の風邪のようにみえて、実はインフルエンザであった方がおふたりいます・・・。
検査をしないと区別がつきませんでした・・・。
周囲へ広めないという点では、かるい症状であっても、インフルエンザかな?と疑ってクリニックを受診してほしいです。
また、予防が大事です→人混みをさける、手洗い、咳エチケットなどなど、これまで同様に実践くださいね。
発熱が軽度で軽症にみえるインフルエンザ・・・なにかわかりましたら、またブログに書いていきます。
当院では 「富士ドライケム IMMUNO AG1」という高感度インフルエンザ迅速検査を行っています。
従来の迅速キットでは判別が難しかった発症8時間以内の早期診断が可能になっています。
(鼻の奥に綿棒をいれて検体をとる手順は共通ですが、機械で陽性反応を増幅して判断します)
「まだ発症から間もないから陰性なのかも。明日またきてくださいね」
と言われることが少なくなると思います。